自立支援体操について…‼️

これまでも、

クライアント様の事業所にて実施してきました、

自立支援体操について…

この程その詳細とポイントをまとめさせて頂きました。。

そもそも自立支援とは??…についてもまとめましたので、

ご参照下さい。。

 

<自立支援とは>

自立支援とは、病気や加齢によって介護が必要になった高齢者の自主性を尊重し、自立した生活ができるように支援することです。

これまでの介護は、ただ単に「お世話をする介護」が一般的でした。例えば、ゆっくりなら自力で食事できるご利用者でも、食事の時間内に済ませられるようにスタッフが食事介助するなど、ご利用者の手助けをし過ぎてしまっている側面がありました。お世話をし過ぎてしまうと、ご利用者の介護に対する依存度が高まるだけではなく、できていたことができなくなってしまうなど、身体機能を低下させ自立を妨げてしまうことに繋がってしまいます。そうならないために、一方的な手助けをするのではなく「自分でできることはやってもらい、できないことだけを手助けする」という方法で、日常生活の自立を目指していくことが大切です。

 

<自立支援を行うメリット>
自立支援を行うことで得られるメリットは以下の3つです。
メリット①:利用者のQOL(生活の質)の向上
メリット②:家族の介護負担の軽減
メリット③:介護度の改善
自立支援を行うことで利用者本人が得られるメリットは、大きく分けると「利用者のQOL(生活の質)の向上」と「介護度の改善」の2つです。
自立支援を行うことで、今までは「できなかったこと」ができるようになり、「できなくなったこと」が再びできるようになる。このことは、様々なことに対しての「意欲」の向上につながります。好きな物を食べたり、好きな場所へ行ったり、自分の意思で行動できるようになるため、その人らしく充実した日常生活を過ごすことが可能になっていきます。また、自立支援を行い効果を得ることで、ご家族の介護負担が軽減されることも大きなメリットです。

ご利用者自身が持っている能力をできる限り維持・向上させる自立支援は、ご利用者やそのご家族にとって、「お互いが心身ともに元気になる」方法と言えます。

 

<自立支援体操とは>

自立支援体操では、『座る』から『歩く』までの基本的な活動の中の一連の動作に、細かくフォーカスを当ててピックアップし、毎月そのテーマに沿った内容で体操を行います。この時、何故??この動きが必要で、何故??この運動を行う必要があるのか??、を細かく説明をしながら体操を実施するところがポイントとなります。

全12ヶ月のテーマは

【前半の部】

1)座る

2)居ざり動作

3)重心移動

4)踏ん張る

5)立ち上がる

6)立つ

【後半の部】

7)片足立ち

8)振り出す

9)跨ぐ

10)乗り移る

11)方向転換

12)歩く

 

是非とも実践して頂きたく存じます。。

次週も自立支援と業務改善・人材育成に尽力致します。。