小生…55歳にしてゴルフを始める…‼️

ゴルフは大人がはまってしまうことが多いスポーツです。
ただし、はまる人とはまらない人の差がすごく大きいスポーツでもあります。
はまらない人にとっては、「なぜ大の大人があんな小さなボールを打って、穴に入れるだけの事にあんなに熱中するのか」、と首をかしげてしまうでしょう。
ただはまってしまった人には、すっかりゴルフの魅力に取りつかれて雨の日でも雪の日でも、朝早くからゴルフ場に行きたい!となる程に身も心も奪われてしまうのです。

近くのゴルフ練習場には休みの日ともなると、ずらっと並んだプレイヤーが思い思いに遠くのネットに向かってショットを打ち込んでいきます。
老若男女、年齢も性別も様々な人々が真剣に練習しており、使っているクラブは数万円から高くて数十万円するものまで様々です。
街中のゴルフショップを覗くと、こちらもゴルフ好きの人々が集まって道具を選んでいます。
ある人は真剣に、ある人は楽しそうに商品を見ています。
最近のゴルフウェアは動きやすい機能性だけでなくカラフルでお洒落なセンスの良いウェアが並んでいて、見ているだけでも楽しくなることでしょう。

ただしゴルフ練習場は、あくまでゴルフの練習をするための場所で、そこが目的ではありません。
またお洒落なゴルフウェアを買う事や、高級なゴルフクラブを買うのも、目的は一つ、つまりゴルフ場で思い切りプレーをすることなのです。
一度ゴルフにはまってしまうと、ゴルフ場に行ってナイスショットを打つことが何よりも楽しみになります。
また、コースを廻った後に待っている仲間との楽しい食事や温泉は、ゴルフにはまっている人を更に虜にするでしょう。

あんな小さな止まっているボールですが、初心者がクラブを握って初めて振ってみても、全く当たらずに空振りしてしまいます。
それかボールの角に当たってコロコロと転がるか、全く意図しない方向に飛んで行きます。
つまり、「ゴルフは難しい」これこそがはまる一つの理由です。
ただし、難しすぎるのではなく徐々に上手くなっていくのです。
何度も練習する内に身体の使い方を覚えて、真っ直ぐボールを打てるようになっていくでしょう。
ゲームが難し過ぎれば人は諦めてしまうし、ゲームが簡単過ぎれば直ぐに飽きてしまいます。
ゴルフは丁度良い難しさで、課題を達成した際に喜びを感じられる、それが何度も連続していく内にすっかり虜になってしまうのです。

ゴルフは最大14本のクラブを使うことが出来ます。
それぞれ1本毎に種類が異なり役割も違うため、プレイヤーはその時々でどのクラブを選ぶかを判断して、カップまでの距離、天候、コースの状況を考慮しながらショットを打ちます。
ボールは止まっているので、失敗した場合の結果は自分に掛かってきます。
つまりいかにして少ないショットでコースをクリアできるか、これは多分に戦略的なマネジメントが求められる部分と言えます。
自分が思い描いていた通りにショットを打てた時、それはゴルフにはまる理由として十分です。

ゴルフ場に行くと、とても清々しい気持ちになります。
広々とした敷地に綺麗な芝生、遠くに山が見えたり海が見えたりと、大人になってからは自然の中で何時間も過ごす機会は普段あまり無い事なので、そのような環境にいるととても楽しい気分になれます。
また仲の良い友達や気の合う仲間と楽しくおしゃべりをしたり、プレー後の食事や温泉は格別です。
空気の良い環境で、色んな人とコミュニケーションを取りなが、らプレーが出来るゴルフってやっぱり楽しい!
ゴルフ場で初めてプレーした方の中には、そんな感想を持つ人は少なくありません。

 

今月も、自立支援と業務改善・人材育成に邁進致します。