通所介護施設における大切な事…①‼️

通所介護施設…通称デイサービス。。

ここでは、

通所リハビリ施設とは異なり、

医師の常駐や管理医師との適時の連絡体制がありません。。

ここでの事故やヒヤリハット時の対応の如何によっては、

その施設としての対応力やクオリティが問われる部分でもあります。。

昨今の民間の企業型法人の参画により、

形だけは立派でも、

中身が伴っていない…や、

人材が育成されていない…などの施設も多々散見しているのが現状です。。

この程も、

私の弟子とも言うべき方が管理者となられた通所介護施設で、

転倒事故が発生…‼︎

その対応方法について相談のご連絡がありました。。

そこでアドバイスさせて頂いた内容をここに書かせて頂き、

皆様と共有させて頂きたいと考えました。。

 

★利用者の転倒事故発生時の対応について


利用者の転倒事故発生
↓↓↓
・介護スタッフ:利用者の安全確保・利用者の転倒状況の把握
・看護師:利用者の外傷確認及びバイタル測定にて急変状況の確認と評価
(高血圧や呼吸疾患等の基礎疾患の悪化の有無…等)
・リハビリスタッフ:利用者の身体状況について確認と評価
(骨折の可能性や関節障害の発生等の有無…等)
↓↓↓
・施設長:上記の状況や情報を把握した上で総合的な状況判断を行う
(事故報告の指示と作成準備)
↓↓↓
・相談員:家族及びケアマネへの報告
(即時の電話での報告に加え後日書面での報告があればなお良い)
⇒この時主治医への報告が必要であれば行い…家族へは受診を促す
※このチャートの中で重要なことは、各職種がそれぞれ責任ある役割を果たすことです。
※各職種の連携と協業が重要となります。
※事業所としては、利用者本人や家族へ医療機関への受診を促すことまでで、この程相談のあった事業所の法人の代表の発言にあったような…MRI検査を受けるか否かのようなことを事業所サイドが発言するべきではなく、あくまでも医師の判断となります。
(事業所サイドが何々検査を受けるように…等と言うのは謁見行為(行き過ぎ行為)になります。。)

 

以上の事例から、

今回学びアドバイスした内容を参考にして頂き、

今後の支援事業や活動事業に活かして頂きたいものです。。

今日も自立支援と業務改善に邁進致します。。