梅雨時の体調管理~気象病や熱中症に注意~‼️

「気象病」という言葉を耳にしたことはありますか。

正式な病名ではありませんが、

天候の急激な変化や朝晩の気温差が激しい季節の変わり目など、

気圧が大きく変わるときに出るめまいや吐き気・頭痛などの症状をいいます。

他にも肩や首のこり・倦怠感・関節痛・手足のしびれ・動悸・気分が落ち込む・不安になる・鼻水や喘息といったアレルギー症状など…様々な症状があります。

気象病は…耳の中の内耳が気圧で影響を受けたり、

自律神経が乱れたりすることで起こります。

乗り物に酔いやすい人は内耳が敏感なので気圧の変化にも弱い傾向があります。

予防のためには睡眠や食事・運動に気を付けた規則正しい生活を送ることが大切です。

また耳のマッサージや首のストレッチも効果的です。

それでも改善しない場合は受診して医師に相談しましょう。

受診する科は症状に合わせて選びます。

めまいなら耳鼻咽喉科、

頭痛なら頭痛外来、

関節痛なら整形外科への受診をお勧めします。

症状が出る前の予防薬の内服で症状が改善することもあります。

毎日の天候と症状を記録しておくと自分の体調が把握できるようになり、

受診の際も役立ちます。

気圧の変化を教えてくれるスマートフォンアプリケーションもあるので、

上手に活用しましょう。

梅雨の晴れ間や梅雨明けの蒸し暑い時期は、

熱中症にも注意が必要です。

体が暑さに慣れておらず汗をかきにくい、

湿度が高くて汗を発散できないために熱中症になりやすいのです。

そのため気温の高さだけでなく、

湿度にも気を付けてエアコンや除湿機を利用しましょう。

また脱ぎ着しやすい服装の工夫もお勧めです。

喉の渇きを感じる前にこまめに水分補給しましょう。

 

間も無く梅雨明けですが、

皆様呉々も体調管理には気を付けて下さいませ。

 

今週も自立支援と業務改善・人材育成に邁進致します。