熱中症が疑われる時の応急処置‼️

「熱中症」にはさまざまな症状があります。

めまいやふらつきなど…熱中症の初期症状に気付いたらすぐ休むべきですが、

もともと体調が悪いために頭痛や倦怠感を感じている方は、

熱中症になっていても気付かないことがあります。

また熱で意識がもうろうとしてきて、

自分の状態を判断できないまま急に意識を失う場合もあります。

熱中症が発症してしまった時には、

適切に応急処置をする必要がありますが、

以下の点を観察して、

1つでも当てはまれば、

直ぐに医療機関に連れて行きましょう。

・本人の意識がはっきりしていない

・自分で水分や塩分(ナトリウム)が摂取できない

・水分補給など何らかの対処をしても症状がよくならない

その他…「身体が熱い」「自分で水分や電解質(ナトリウム)が摂取できない」「症状が改善しない又は悪化する」場合も、

医療機関に搬送する必要があります。

症状が明確でなくても判断に迷うことがあれば、

速やかに救急車を要請しましょう。

「熱疲労」「熱射病」の症状がある場合は、

急に容態が変更する場合もあります。

一時的に症状が回復をした場合でも、

病院での診察が必要となります。

症状の確認
熱中症が疑われる時には、適切に応急処置をする必要がありますが「意識がない、もしくは意識がはっきりしていない」場合は、直ぐに救急車を要請しましょう。また、救急車が到着するまでの間に現場での応急処置も必要となります。
現場での応急処置
救急車を呼んだ場合もそうでない場合も、現場では速やかな処置が必要です。症状や重症度に関わらず、熱中症が疑われる時には涼しい場所へ移動し身体を冷やすことと、水分と電解質を速やかに補給する必要があります。
<涼しい場所へ移動させる>
風通しの良い日陰や、できればクーラーが効いている室内などの涼しい場所へ移動させましょう。
<身体を冷却する>
・衣服を脱がせたり、きついベルトやネクタイ、下着はゆるめて身体から熱を放散させます。
・露出させた皮膚に冷水をかけて、うちわや扇風機などで扇ぐことにより体を冷やします。
・氷嚢などがあれば、それを首の両脇、脇の下、大腿の付け根の前面に当てて皮膚のすぐ近くにある太い血管を冷やしましょう。
水分・電解質の補給
意識がはっきりしているなら、電解質を適量含んだ冷えた飲料を自分で飲ませて下さい。
・汗で失われた電解質も適切に補えるスポーツドリンクや経口補水液などが最適です。
・「呼び掛けや刺激に対する反応がおかしい」「応えない(意識障害がある)」時には、誤って水分が気道に流れ込む可能性があるため、無理に飲ませることは避けて下さい。「吐き気を訴える」又は「吐く」という症状がある時は、口から水分を摂らせることは適切ではないため、医療機関での点滴等の処置が必要となります。

 

以上を参考に、

この夏を乗り越えて下さいね。。

今週も自立支援と業務改善・人材育成に邁進致します。。