リウマチ疾患について…の勉強会を開催しました‼️①

先日は、

クライアント様の介護スタッフ様を中心に、

リウマチ疾患について…の勉強会を開催致しました。

 

内容につきましては、

このブログ内でも発信させて頂きたいと存じます。

先ずは前半部分の…関節リウマチとは・関節リウマチの原因などを掲載させて頂きます。

 

<テーマ>

『リウマチ疾患について』

<関節リウマチとは>

関節リウマチとは、免疫が誤って自分の細胞や組織を攻撃してしまうことで、

滑膜(かつまく:関節を取り囲んでいる膜)が炎症を起こしたり、

骨や軟骨が破壊されたりして、

関節の腫れや痛み・変形がみられる病気です。

一度変形した関節は元には戻りませんが、

早期に発見して適切な治療を行えば、

症状を抑えて変形を防ぐことができます。

30〜50代の女性に多くみられ、

日本には60〜100万人の患者さんかいると言われています。

 

<関節リウマチの原因>

関節リウマチでは、

免疫機能が誤って自分の体の一部を「自分のものではない」と判断し、

攻撃します。

そのために炎症が起き、

関節の腫れや痛みが現れます。

なぜそのようなことが起こるのか、

原因はまだよく解っていません。

遺伝的な要因や細菌・ウイルスの感染が関連していると考えられています。

 

<初期症状による早期発見が重要>

関節リウマチの代表的な症状は、

関節の痛み・腫れ・こわばりと、

倦怠感などの全身症状です。

進行すると関節が変形してしまいます。

関節の痛み・腫れ・こわばり・などは、

左右対称に症状が現れることがほとんどです。

また起床後30分ほどが最も症状の出やすい時間で、

日中や夜は比較的落ち着いているのが特徴です。(モーニングスティフルネス)

症状が悪化すると、

関節の変形がみられるようになり、

日常生活に支障をきたします。

一度変形すると元には戻りませんが、

関節リウマチを早期に発見して治療することで、

関節の変形の悪化を予防することができます。

パジャマのボタンが外しづらい、

ドアノブが回しにくい、

靴ひもやリボンが結びにくいなどの症状がある場合は、

関節リウマチの初期症状かもしれません。

関節リウマチは関節の病気と思われがちですが、

微熱・倦怠感・貧血・食欲不振など、

全身にも症状が現れます。

また腎臓の機能が低下することもあります。(内分泌代謝性自己免疫疾患)

 

次回は、

後半部分の…関節リウマチの検査や治療についてです。

 

今月終盤も…

自立支援・業務改善・人材育成に邁進致します。